初期オーバーレイの特徴であるタガネによるテクスチャーが無い時代の作品です 上下のラインや一部にスタンピングされているデザインもホピやナバホの初期オーバーレイによく見られた特徴です 古き良き時代の物でオーバーレイ部分も分厚く非常に硬いシルバーで作られており、質感や色合いなどからコインシルバーだと推測できます 内側にB.C.L. 6-14-62 と刻まれています 1962年6月14日に完成したのか贈られたのかはわかりませんが、よく見られるスラスラとサインのようなエングレービングによるものではなく、初期のvictor coochwytewa氏のVCようなしっかりとした刻まれ方をしています paul saufkie氏の作品を探している頃に出会った作品でした 同年代にポールスフキー氏のデザインをもとに息子のlawrence saufkie氏が作った作品と比較して撮った写真も参考までに載せておきます のちに1インチ幅が主流になりましたがこの頃は2センチ前後の作風が多いです こちらも2.35センチと絶妙にいいサイズ感です 幅2.35センチ　 内周13.5センチ 開口部3.1センチ 重さ53.4グラム