素材···デニム サイズ　36 日本最初期の力織機、豊田自動織機"G3"を使って織り上げられた、 セルヴィッチデニムを採用したプルオーバータイプのジャケットです。 極めてローテンションで織り上げることができるこのG3型織機は、幻の力織機と呼ばれ、 日本で使用されている最も古い織機で、現存するものは数台しかなく、 職人の長年の経験による調整が必要なため、現在では稼働することすら難しい織機です。 このG3型織機にしか生まれない独特の表情に惚れ込み、苦心の末甦らせることに成功。 原綿には米国産の中でも上質なサンフォーキン綿を採用し、ピュアインディゴを使用して深みのあるブルーに染色後、 極めてローテンションで織り上げられたこの14ozのデニムは、独特の凹凸感やムラ感、ザラついた質感を持ち、 武骨でありがなら手の温もりを感じさせてくれます。 このG3デニムを使い、1900年初頭に作業着として生まれたデニムジャケットの原点をイメージしてデザインされており、 縫製工程は極力少なく、ボタンは真鍮製のドーナツボタンを採用し、リベットでダーツを止めるなど、 G3デニムが持つザラ織りの表情と武骨なディテールがマッチした一着となっています。 またG3デニムを身頃を横取りでマーキングすることで、裾にセルヴィッチを配す仕様に仕上げられています。 ブランドならではの確かな縫製など、全てにおいて妥協することなく作り込まれており、 伝統的なボックスシルエットながらも現代風に程良くモダンナイズされ、 着る程に増す独特の風合い、色落ちやアタリ、着心地をお楽しみいただけます。 流行に左右されることなく、長いシーズン定番として活躍してくれるデニムジャケットです。