工場 製造数476台 超希少 Voigtlander Bessa 466 Heliar

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6✕6サイズのBessa66や、645サイズのBessa46は、普通に見つけられます。 しかし、これは製造台数たったの476台 ― 6✕6と645途中切り替え可能、しかも裏の赤窓無しのオートストップの幻の『Bessa 466』です。 1940年製造で、第二次世界大戦が激しくなり資源が厳しくなる中で、フィルムサイズ途中切り替えの複雑な機構を持つBessa 466はたったの476台で生産が終わりました。 戦争で貴重な個体が更に失われているので、残存数は100以下、しかもスコパーではなく高級なへリア付きはさらに少ないと思われます。 『クラシックカメラ専科』の『フォクトレンダーのすべて』でも、I.C.S.輸入カメラ協会(全国の名だたるクラシックカメラ店が加盟している)が発行した『フォクトレンダー特集』でも全く言及されていません。 日本語の文献では唯一、オフィス・へリア発行のフォクトレンダーに関する専門書に言及があります。 英語で海外のサイトを検索すると僅かながら写真と共に説明が出てきます。 世界最大のeBayで出品されたのは、これまでたったの三度で、このモデルの希少さがコレクターの間で認知されるにつれて値段は上がっています。 シャッターはコンパー・ラピッドだけあって、精度は分かりませんが全速 軽快に切れます。 蛇腹にも光線漏れは見受けられません。 レンズは、目視で気付くキズはありません。バル切れやカビもありませんが、外気に触れる前玉と後玉表面にごく僅かなヤケが見られますが、程度は非常に良いものです。 裏蓋のロックボタンのスプリングが少し弱いみたいですが、お世話になっているカメラ修理店によると、「戦時中なので、多分、部品をかき集めて組み立てた際、少しサイズの小さいバネを間違えて組み付けてカシメてしまっているようだ。内部でバネが外れている形跡もなく、バネは入っている。カメラを上下正しく構えて裏蓋を閉めれば、ロックはかかるし、その後、底にある誤解除防止のロックレバーを閉めるので問題なく、それで検品も通って出荷されたのだろう」と説明されましたので、そのままにしております。 折りたたみ式のフィルター枠の黒塗装には剥がれがあります。 82年前のカメラである事を正しくご理解くださる方に。 ※コメント欄に続きます

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