坂本龍馬所持の『陸奥守吉行』で、伝わっていた物です。
龍馬は、近江屋で暗殺された時も、『吉行』を所持していたと言われています。
龍馬は、愛刀家で知られ、多くの刀を所持し、
また、色んな人に刀を贈っていたようです。
刀剣の目利きでも知られています。
陸奥守吉行は、龍馬の郷土の土佐の刀で、丁字乱の華やかな作者で、特に好んで大事にしていたと思います。
本刀は、うぶ出し品で、伝来書等はありませんが、現状でご納得していただける方、ご落札下さい。
刀身の出来は素晴らしく、大変美しい一振です。
地肌は、杢目肌が詰んで、地沸付き、精美です。
焼刃は、明るく冴えた丁字乱で、足が良く入り、逆がかった所もあります。
一文字を狙った作品でしょう。
銘字も、資料に良く似ています。
最上研磨済で美しく、白鞘付、龍馬家紋入ハバキ付、白鞘袋付。
保存 刃長は72.2cmと長寸で、身幅も広く、上等な刀樋が入っています。
是非コレクションに加えて下さい。

登録証 福岡県107725
種別 刀
長さ 七二・二cm 反り 一・八cm 目くぎ穴 一個
銘文 （表）陸奥守吉行
令和四年九月壱日交付
元幅 32.0mm 元重 6.9mm 先幅 22.2mm 先重 5.2mm
刀身重量 720g

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